CRI online 2023年9月18日(月) 17時50分
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「九・一八事変(満州事変)」92周年を前に、黒竜江省ハルビン市の東北烈士記念館が、国家一級文物である、「中国を侵略した旧日本軍が戦死者のために作った銅製碑版」を初公開しました。
「九・一八事変(満州事変)」92周年を前に、黒竜江省ハルビン市の東北烈士記念館が、国家一級文物である、「中国を侵略した旧日本軍が戦死者のために作った銅製碑版」を初公開しました。その解説動画も制作され、オンラインで公開されています。同館はこの碑版にまつわる事件を伝えることで、旧日本軍が中国の東北地区で犯した罪を訴えるとともに、歴史を心に刻み、平和を大切にすることを呼びかけるとしています。
この碑版は黒竜江省鶴岡鉱区にある「忠霊塔」に設置されたもので、日本軍が侵略戦争で戦死した傀儡(かいらい)軍のために作ったものです。幅51センチ、高さ36.5センチ、厚さ2センチ、重さ12キロの銅製で、碑文には、傀儡軍と抗日連合軍戦士の戦闘の過程が記載されていますが、極めて欺瞞(ぎまん)的な内容になっています。例えば、罪のない一般庶民が匪賊に襲われたという虚偽の事件をでっち上げ、東北地区の民衆と抗日連合軍との対立を煽ったことが分かります。しかし、事実の真相は、1936年5月22日夜、抗日連合軍第6軍の夏雲傑軍長が6軍第1、2、3連隊を指揮し、二手に分かれて鶴岡鉱山を襲撃し、鉱山警察2隊のすべての武装解除に成功し、大量の武器と弾薬を奪取したというものでした。
1948年に東北烈士記念館はこの銅製碑版を国の一級文物として収蔵しました。この碑版は、抗日連合軍第6軍が傀儡軍の鉱山を襲撃し、敵を打撃したことを示す重要な物的証拠となっています。(提供/CRI)
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2023/9/18
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