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19日、中国の高級酒・茅台酒(マオタイ)が1カ月でコラボ商品を続けて2度発表したことが微博(ウェイボー)で話題になっている。
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2023年9月19日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、中国の高級酒・茅台酒(マオタイ)が1カ月で2度も他社とのコラボ商品を発表したことが物議を醸している。
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茅台酒は中国を代表する高級酒だが、近年は市場価格が1本(500ミリリットル)3000元(約6万円)以上と高騰しているほか、ワインやウイスキー、ビールと比べて若者からの支持が低く、近年は「若者の好みに合う商品作りが急務」と言われ、昨年は茅台酒入りのアイスが発売され話題になっていた。今月4日には、コーヒーチェーン・瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)とコラボし、「醤香ラテ」(醤香は蒸留酒・白酒の香りの種類の一つ)を発売し、初日に542万杯以上を売り、売上高が1億元を超えるなど、爆発的人気となった。さらに16日には、チョコレートブランド・徳芙(Dove)とのコラボ商品として、茅台ボンボンショコラを発売した。
中国メディアの頭条新聞の公式アカウントは、ハッシュタグ「茅台はもうすぐ料理酒になりそうだ(茅台酒快把自己玩成料酒)」付きで「あなたは茅台酒のコラボに期待しますか?1カ月で2度のコラボ商品を発表した茅台酒は、ネットユーザーからは『茅台酒はもうすぐ料理酒になりそうだ』などとやゆされ、いろんな物に加えられるたびにその商品が高値で売り出されている。今回のボンボンショコラは一粒およそ20元(約400円)、徳芙(Dove)の普通のチョコレートの10倍の値段で、正直買っても食べづらいとの声も。今月初めの醤香ラテと比べても、二度目のコラボはSNSでそれほどバズっていないようだ」とツイートした。他にも多数のアカウントが同ハッシュタグ付きでツイートした。
この投稿に対し、他のネットユーザーからは「度数が高すぎて直接は飲めないから、家ではとっくに料理酒として使っている」「酒として売れないのか?」「コラボをするのはいいけど、何度もやるのはよくない」「茅台酒も若者受けを狙って一生懸命だ」「今の茅台酒は品質にこだわった飲み物というより、不動産や株みたいになっている」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/原邦之)
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