Record China 2023年9月20日(水) 17時0分
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中国の公安部網絡安全保衛局の微博公式アカウントは19日、「中国人の団体ツアー客が日本で海鮮を食べた」というデマを流したとして広東省東莞市の男性が拘束されたことを紹介した。
中国の公安部網絡安全保衛局の微博(ウェイボー)公式アカウントは19日、「中国人の団体ツアー客が日本で海鮮を食べた」というデマを流したとして広東省東莞市の男性が拘束されたことを紹介した。中国メディアの観察者網などが伝えた。
東莞市茶山公安分局の発表によると、楊(ヤン)容疑者は8月23日、ネット上でセルフメディアによる「中国人の団体ツアー客が日本で海鮮を食べた」という「虚偽の情報」を発見。トラフィックを集めることができると思い、当該情報の一部を抜粋、改ざんして発表し、クリック数やフォロワー数を稼いだほか、情報が転載されたことで「ネットの正常な秩序を乱した」という。
同発表では、「楊容疑者は意図的に虚偽の情報をでっち上げ、故意に広めた事実を自供した」とされているが、楊容疑者が発信した具体的な内容や、どの部分が虚偽や捏造(ねつぞう)に当たるかなど詳細には触れられていない。
これについて香港メディアの香港01は「中国の検索エンジンで関連ワードを検索すると、『中国人の団体ツアー客が日本で海鮮を食べた』に関するセルフメディアの記事が数多くヒットするが、そうした記事の中で言及されているのは8月23日に東京に到着した中国人ツアー客一行についてだ」と説明。「同日に日本に到着したのは中国政府が日本への団体旅行解禁を発表してから初めての旅行客だ」とし、そのうちの一人が日本ですき焼きを食べたいと語っていたことを伝えている。
なお、楊容疑者には当局から行政拘留と罰金が科されたという。(翻訳・編集/北田)
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