人民網日本語版 2023年9月21日(木) 15時30分
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中国で3回目の開催となる今回のアジア競技大会では、大会規模が「最大」や競技数が「最多」といったように数々の記録を達成している。写真はメーンスタジアム。
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秋の気配が漂う9月も半ばを過ぎ、第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)が間もなく開催の時を迎える。中国で3回目の開催となる今回のアジア競技大会では、大会規模が「最大」や競技数が「最多」といったように数々の記録を達成している。中国新聞網が伝えた。
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アジア45カ国・地域のオリンピック委員会全てが参加申し込みを済ませている。参加選手は1万2417人、大会関係者は4975人と、史上最多となっている。
また、中国やタイ、日本、韓国、インド、香港などの6代表団の選手はいずれも600人以上の規模となっている。
「規模が最大」であるほか、設置されている競技数も大会史上最多となっており、40競技、61種別、481種目が実施される。40競技のうち、29競技は来年のパリ五輪の実施競技を参考にし、五輪では実施されない11競技は東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジアなどアジア各地の特色ある競技をカバーしているほか、スケートボード、ブレイキン、エレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)なども新設された。
今回は杭州をメーンに寧波、温州、湖州、紹興、金華の5都市にも競技会場が設置されている。使用されるのは競技会場56カ所のほか、独立した練習施設31カ所、選手村1カ所、サブ選手村5カ所で、カバーしている面積は大会史上最大。そのため、大会の運営はこれまでになく複雑になっている。
競技会場56カ所には、アジアパラ競技大会で使用される独立した会場2カ所が含まれているほか、新たに建設された会場12カ所、改造された会場26カ所、大会開催後も引き続き改造が行われる予定の会場9カ所、臨時会場9カ所となっている。「グリーン、低炭素、サステナブル」というコンセプトが、試合会場計画、設計、建設、施工、運営、管理、大会開催後の利用などの細部にまで取り入れられている。
影響力の大きなアジアのスポーツの祭典となる杭州アジア大会の商業価値も決して軽視できない。杭州アジア大会の公式情報によると、スポンサーの数やスポンサー収入は大会史上最多となっている。
杭州アジア大会の公式ライセンスグッズの人気の高さも注目を集めている。同大会の準備が始まって以来、17ジャンル1100種類以上のライセンスグッズが打ち出されてきた。そして、ショッピングプラットフォームと中国全土にオフラインショップが約1500店舗開設されており、ライセンス経営が史上最大規模となっている。杭州アジア大会の開催が近づくにつれて、「ライセンスグッズをお土産に」が次第にブームになりつつある。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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