Record ASEAN 2023年9月22日(金) 17時0分
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シンガポールを旅行中の日本人観光客が飲食店の会計に不満を持ち、警察に通報する騒動があった。写真はSeafoodParadise。
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シンガポールを旅行中の日本人観光客が飲食店の会計に不満を持ち、警察に通報する騒動があった。台湾メディアのCTWANTがシンガポールメディアのAsiaOneの報道を引用して伝えた。
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報道によると、日本人観光客の女性ら4人は8月19日、シンガポールのクラーク埠頭近くの飲食店シーフード・パラダイス(Seafood Paradise)に入店。店員の薦めでアラスカクラブ(カニ)を注文した。しかし、食事を終えて会計しようとしたところ、1322.37シンガポールドル(約14万5000円)という高額な料金に驚いた。
女性らは「事前に30シンガポールドル(約3200円)と聞いたが、これが100グラム当たりの値段という説明はなかった」「カニの重さは知らされておらず、食べきれずに残してしまった」などと主張して警察を呼ぶよう求めた。
警察の仲裁の元、店側がアラスカクラブの料金(938シンガポールドル)を107.4シンガポールドル(約1万2000円)に減額することで双方は決着したという。
騒動後、女性らはシンガポール政府観光局に事態を報告した。
一方、パラダイス・グループは「客による不正確な主張に憤慨している」とし、「スタッフは100グラム当たりの料金が書かれている別のカニを指さして同じくらいの価格であることを説明した。重量が3.5キロであることも伝えた。行き違いを防ぐために調理前のカニをテーブルに運んで確認してもらった。客らはカニと一緒に写真を撮っていた。客らは料理をほとんど完食していた。不正な請求ではないと証明するためほかの客の伝票も示して見せた」などと説明。減額したのはあくまで店側の善意だったと強調した。(翻訳・編集/北田)
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