Record Korea 2023年9月25日(月) 11時0分
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杭州アジア大会の柔道の試合で、韓国選手が相手選手に「ビンタ」を見舞ったことが開催国・中国で大きな反響を呼んでいる。
24日に行われた柔道女子48キロ級準決勝で、韓国のイ・ヘギョンが組み手を争う中で出した右手が「ビンタ」のような形で相手のアビバ・アブジャキノワ(カザフスタン)の顔面にヒット。その場でうずくまったアブジャキノワの左目の下には赤い傷跡ができていた。
イは直後にわびるようなしぐさを見せたが、これが非スポーツマン行為と判断され三つ目の指導を受けて破れた。イは判定に不服だったのかしばらく畳の上にとどまったが、審判に促されてようやく畳を降りた。引き上げる際にはショックのあまり顔を覆うしぐさも見せた。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「韓国選手が相手にビンタを食らわせ退場処分に」がトレンド1位に浮上。中国のスポーツメディア・騰訊体育は「衝撃!韓国の柔道選手が相手にビンタを見舞い退場させられるも無実のような顔をする。あなたは彼女が不当な判定を受けたと思いますか?」と問い掛けた。
これに、ネットユーザーからは「これはひどすぎる」「相手をたたいていいはずがない」「判定結果は正しい」「こんなことをしておいてよくその顔できるな」といった批判の声が殺到。中には「我慢できずにビンタ。これが彼らの“スポーツ精神”なのだろう」「韓国のスポーツは永遠に笑い話」などとやゆする声も上がった。一方で、「反則だが故意ではなかったのだろう」という声も少数ながら見られた。
また、中国メディアの環球網は経緯を詳報した上で、「中国柔道協会の公式ウェブサイトによると、柔道では打撃は禁止されており、肘関節以外への関節技も許されていない。選手は反則行為について、相応の処罰を受けることが規定されている」と説明した。(翻訳・編集/北田)
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