上海ディズニーの新グッズ「紫龍グーフィー」が大人気で品切れ状態、高額転売も―中国メディア

Record China    2023年9月29日(金) 0時0分

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27日、紅星新聞は、中国の上海ディズニーで発売された新たなキャラクターグッズが大人気となり、高額転売が再び発生したことを報じた。

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2023年9月27日、中国メディアの紅星新聞は、中国の上海ディズニーで発売された新たなキャラクターグッズが大人気となり、高額転売が再び発生したことを報じた。

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記事によると、上海ディズニーリゾートが26日に「ミッキーと仲間たち」シリーズの新商品を発売し、中でも「紫龍」のコスプレをしたグーフィーのキーホルダー、ぬいぐるみなどが爆発的な人気を博した。発売翌日の27日正午には、上海ディズニーの公式ショップで「紫龍グーフィー」が完売したという。

公式ショップが売り切れ状態となる中で中古取引プラットフォームでは高額転売が盛んに行われており、定価199元(約4000円)の「紫龍グーフィー」ぬいぐるみの価格が600〜800元(約1万2000〜1万6000円)に達しているほか、中には1個8000元(約16万円)という超高値で販売している人もいるとの情報もあるという。

ある市民は「26日に紫龍グーフィーグッズを購入しようと上海ディズニーランドに行ったが、昼ごろには品切れになっていた。仕方がないので転売業者から高い値段で買った。ディズニーランドの地下鉄駅近くに大量の紫龍グーフィーのキーホルダーやぬいぐるみを抱えた客引き男性がいて、多くの人が値段を聞いていた。キーホルダーとぬいぐるみのセットでしか売らないと言われ、本来なら合計318元(約6400円)のところを850元(約1万7000円)で買った」と明かした。


記事は、27日に上海ディズニーのカスタマーサービスに問い合わせたところ、「昨日発売されたばかりで今は供給が間に合っていない可能性がある。引き続きチェックしてもらえば、そのうち新たな在庫が入ってくるはずだ」との回答があるとともに、高い値段で売りつける転売業者をくれぐれも利用しないよう呼び掛けたと伝えた。

記事によると、ディズニーキャラクターの「紫龍コスプレ」グッズは以前にも発売されており、2021年9月にはオル・メルの紫龍コスプレぬいぐるみが登場し、中古取引プラットフォームでは現在2000元(約4万円)近い値段で取り引きされている。また、新商品が発売されるたびに高額転売が問題となり、21年8月にステラ・ルーの中秋節限定ぬいぐるみが3日で完売し、定価359元(約7200円)に対して2599元(約5万2000円)で転売されたほか、同年12月にも定価219元(約4400円)のリーナ・ベルのぬいぐるみが2488元(約5万円)で転売されているのが見つかったとのこと。

発売直後の売り切れと高額転売の発生について上海ディズニー側はその都度「いかなる飢餓マーケティングもしていない」とした上で、生産条件上の問題で発売直後の一時的な爆発的需要に対応できないことが問題との見解を示しているという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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