<競泳>100Mバタフライ金メダルの張雨霏「池江璃花子のアジア大会出場はそれ自体が奇跡」

Record China    2023年9月28日(木) 19時0分

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中国で開催中の杭州アジア大会は27日夜、競泳女子100メートルバタフライ決勝があり、池江璃花子は58秒98で5位に終わった。

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中国で開催中の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)は27日夜、競泳女子100メートルバタフライ決勝があり、池江璃花子は58秒98で5位に終わった。

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55秒86の大会記録で優勝した中国の張雨霏ジャン・ユーフェイ)はレース後、池江について、涙にむせびながら「彼女のアジア大会出場はそれ自体が奇跡だ」とコメントした。

張雨霏(ジャン・ユーフェイ)

池江はレース後、「中国の観客の方たちの声援がたくさん聞こえた」「中国の観客の皆さんが、自分たちが思っている以上に盛り上がったりしていたので、そういう声援すらも自分のものにして、今日はレースに臨むことができたので良かった」と語った。

中国のSNS上では「感動をもらいました」「偉大な2人の女性に敬意を表する」「2人のアスリートが奇跡を創り出した」「見ていてグッときちゃった」などのコメントが寄せられた。


張は今年の世界水泳選手権福岡大会の最終日、「be the best of yourself」とのメッセージを手のひらに書き、白血病の闘病による休養から復帰して6年ぶりに同大会に出場した池江に送った。2人は抱き合い、9月に中国・杭州で開幕するアジア大会での再会を約束したと報じられた。

張は21年の東京五輪でも、女子400メートルメドレーリレー決勝後に池江のインタビューが終わるのを待って歩み寄り、抱擁を交わした。ネット上では「これこそ真のオリンピック精神」と称賛の声が寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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