「日本の電車で高齢者が立っているのは…」=台湾人女優が優先席めぐる論争にコメント―台湾メディア

Record China    2023年9月29日(金) 22時0分

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台湾メディアの三立新聞網は22日、日本に詳しい台湾人女優が「日本の高齢者が優先席に座らない最大のポイント」を明かしたと伝えた。

台湾メディアの三立新聞網は22日、日本に詳しい台湾人女優が「日本の高齢者が優先席に座らない最大のポイント」を明かしたと伝えた。

記事によると、台湾では先日、71歳の女性作家・李昂さんがMRTに乗った際に「博愛席(優先席)」に座った若者が自分に席を譲らなかったことに腹を立て、当事者の写真を撮ってフェイスブック上で公開し、物議を醸した。この問題をめぐり、女優のオウヤン・チン(欧陽靖)は長年生活した日本での状況についてコメントした。

オウヤン・チンは、日本では電車内で立っている高齢者も少なくないとし、その理由について「日本人が高齢者を敬っていないからではなく、高齢者自身が座る必要がないと感じているから」と説明。「満員電車ではどんな年齢の人でも、『疲れた』とか『足が痛い』というのは優先席に座る理由にはならない。優先席は『座らないと危険な人』のための席だからだ」とした。

また、日本の電車に「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」との注意書きがあることを紹介し、「これは騒がしくなることを避けるためではなく、一部の携帯電話はペースメーカーに影響を与える可能性があるからだ」と説明。「改めて言うが、博愛席(優先席)は人が休む場所ではなく、『座らないと危険な人』のための席なのだ」と強調した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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