<競泳>北朝鮮選手が韓国人記者の取材を拒否、直後に中国人記者の取材を受ける―中国メディア

Record Korea    2023年9月29日(金) 17時0分

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28日、環球網は、杭州アジア大会で北朝鮮の競泳選手が韓国メディアの取材を拒否した一方で、中国人記者の取材に応じたと報じた。

2023年9月28日、中国メディアの環球網は、杭州アジア大会北朝鮮の競泳選手が韓国メディアの取材を拒否した一方で、中国人記者の取材に応じたと報じた。

記事は、韓国・聯合ニュースの27日付報道として、同大会競泳女子100メートルバタフライの予選に出場し1分7秒72の成績で25選手中19位に終わった北朝鮮の李恵景(リ・ヘギョン)が、レース後に韓国メディアによるインタビューを拒否したと紹介。その一方で、韓国語が流ちょうな中国人記者が「李さん、私は中国の記者です」と話しかけると李が足を止めて取材に応じたと伝えた。

中国人記者の取材に対して李は、試合の結果に納得していないこと、体のコンディションが悪く古傷の問題もあったため思う存分力を出せなかったことを明らかにしたほか、杭州にやって来た感想を問われると「こんな大きな競技場での試合に参加できで良かった」と答え、来年の目標について「自己ベストの更新」と語ったという。

北朝鮮は今大会、18競技に191人の選手を派遣している。北朝鮮が国際的な総合スポーツ大会に参加するのは2018年のジャカルタアジア大会以来5年ぶりとなる。21年の東京五輪に参加しなかったことで、国際オリンピック委員会(IOC)から22年まで会員資格を停止されていた。

北朝鮮選手の対応について中国のネットユーザーは「参加国の選手が開催国メディアの取材を受けるのは、当然のこと」「韓国メディアの取材なんか受けたら、帰国後に強制隔離だろうな」「正しい対応だろう。万が一韓国メディアの取材を受けて、コメントの内容をねじ曲げられたら面倒なことになる」「中国が好きだから、韓国が嫌いだからではない。単に自分の命を守るためだ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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