競泳女子50Mバタフライ金の中国選手、池江との「涙の抱擁」について語る―中国メディア

Record China    2023年9月30日(土) 12時50分

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29日、澎湃新聞は、杭州アジア大会競泳女子50メートルバタフライで金メダルを獲得し、表彰式で同種目銅メダルの池江璃花子と涙を流しながら抱き合った中国の張雨霏が涙の理由について語ったことを報じた。

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2023年9月29日、澎湃新聞は、杭州アジア大会競泳女子50メートルバタフライで金メダルを獲得し、表彰式で同種目銅メダルの池江璃花子と涙を流しながら抱き合った中国の張雨霏ジャン・ユーフェイ)が語った「涙の理由」を紹介した。

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同大会の競泳最終日となった29日夜に行われた同種目で、張はスタートからリードを奪い大会新記録の25秒10でゴールして金メダルを獲得した。大会直前にインフルエンザにかかり体調が万全ではなかった池江は26秒02で3位となり、個人種目で今大会初のメダルを獲得した。2人は泳ぎきった直後にプール内で握手を交わしたほか、試合後に行われた表彰式では泣きながら抱き合い、感動的なシーンとして注目を集めた。

記事は、張がレース後に、自らも微熱があり体調が万全ではない中の泳ぎだったと説明した上で、「高熱が出て微熱まで下がったが、今日もレース前の時点でまだ熱があった」と紹介するとともに「アジア大会の自己採点は95点。いや、もっと低いかもしれない。これまでのアスリート人生で大会中に病気になったことはなかったし、最も起きてはならないことだと思う。しっかり反省し、このような問題が起こるのを避けなければ」と語ったことを伝えた。


また、表彰式で池江と抱き合ったシーンについて張が「池江璃花子は(6冠を達成し)天才選手だった前回から、今回は目標が表彰台に上がることになってしまって、とても残念に、悲しく感じていた。そんな彼女が競泳の最終日についにメダルを1つ獲得した。並々ならぬ努力があったんだろうなと感じた。表彰台でそんな感情が湧き、振り返ると池江がコーチと泣きながら抱き合っているのが見えて、自分も抑えきれなくなった」と明かしたと紹介した。

中国のネットユーザーは同件について、「偉大なライバルがいたから張も金メダルが取れたのかな。涙は前チャンピオンへの敬意と感謝だ」「美しくて可愛らしい張が、パリ五輪で大活躍することを願う」「この世界がみんなこんなふうに友好的になることを本当に願うよ」といった感想を残した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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