Record China 2023年10月2日(月) 13時0分
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中国・杭州市で開催中の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の陸上女子100メートルハードル決勝で、2着でゴールした中国選手が失格になった。
1日に行われた同種目決勝、中国の呉艶妮(ウー・イエンニー)がスタートの合図の前に飛び出した。これにより、呉とインドのジョスィ・ヤーラジがフライングに。ところが、ヤーラジは呉につられただけだと審判に猛抗議。その結果、全員でスタートをやり直すこととなった。
そしてレースの結果、中国の林雨薇(リン・ユーウェイ)が12秒74で1着。呉とヤーラジはそれぞれ2、3着でゴールした。しかしレース後の裁定で呉はやはり失格となり、ヤーラジが銀メダルに。4位だった日本の田中佑美が銅メダルを獲得した。
呉はレース後のインタビューで「状態はとても良かった。たぶん焦り過ぎたのでしょう。それに横の選手がやや私に影響を与えた。たぶんこれは私自身の原因だと思う。今後の試合やトレーニングの中で自分の足りない部分を見つけ、より大きな舞台で中国のアスリートの風格を示したい」と語った。
呉はその整った顔立ちと鍛え抜かれたスタイルで注目を集め、SNSでも精力的に発信していることからファンも多いが、ネット上では「恥ずかしい。自分の問題を他人の影響だとぬかすか。どういうロジックだ」「横の選手に影響されたとか言うな。スローで見たら影響を受けたのは横の選手の方だ。違反は違反。自分を直視せよ」「もっと謙虚になった方がいい。そのうち炎上するぞ」といった批判の声も上がっている。(翻訳・編集/北田)
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