Record China 2023年10月2日(月) 16時0分
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中国・杭州市で開催中の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)サッカー男子準々決勝で日本に敗れた北朝鮮の監督が審判の判定に不満をあらわにした。
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1日に行われた試合、日本は前半から北朝鮮の激しいプレッシャーを受けボールを奪われる場面が目立ち、幾度か決定機をつくられるも無失点で前半を折り返す。するとエンドが変わった後半6分、左サイドの佐藤恵允の折り返しを内野航太郎が合わせて先制点を挙げる。
しかし、北朝鮮も同29分に豪快なミドルシュートを叩き込んで同点に追いつく。その後、一進一退の攻防が続き、迎えた同35分。西川潤が相手ゴールキーパーに倒されて得たPKを松村優太が決めて勝ち越しに成功。試合はこのまま終了し、日本が準決勝進出を決めた。
試合を通じて北朝鮮は終始、危険なプレーを仕掛け、イエローカードを6枚受けた。後半27分には拳を振り上げて日本のチームスタッフを威嚇し、給水ボトルを強奪。日本がPKを与えられた際には選手らが主審に詰め寄り猛抗議したほか、試合終了後にも納得がいかない選手らが主審に詰め寄り手で押すなどし、会場は騒然となった。
試合後、北朝鮮のシン・ヨンナム監督は「確かに2~3人の選手がやや興奮していた。だからあのような状況になった」とする一方、「われわれは明らかな誤審に対して反応した。審判が不公正だった。サッカーに対する侮辱だ」と不満をあらわにした。
中国のスポーツメディア・直播吧がこれを伝えると、中国のサッカーファンからは「自分たちがどれほど汚いプレーをしたかには一切触れず、審判に文句を言うとは」「朝鮮は南も北も同じだな」「こんなにモラルの無いあくどいチームを見たのは初めてだ」「日本のスタッフを殴ろうとしたあの行為にはレッドカードが出されるべきだった」「ならず者集団。さっさと自国に帰って炭鉱でも掘っていろ!」といった厳しい批判の声が殺到している。(翻訳・編集/北田)
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