バンコクの銃撃で中国人観光客の女性が死亡、中国でタイ旅行への懸念がさらに深まる

Record ASEAN    2023年10月4日(水) 11時30分

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タイの首都バンコクで発生した銃撃事件で、中国人2人が死傷した。中国国営の中央テレビが伝えた。

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タイの首都バンコクで発生した銃撃事件で、中国人2人が死傷した。中国国営の中央テレビが伝えた。

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3日午後5時ごろ、バンコクのショッピングモールで男が銃を乱射し、これまでに3人が死亡、3人が負傷した。死亡した人の中には観光で現地を訪れていた34歳の中国人女性も含まれる。また、このほかに中国人1人が負傷した。

警察は容疑者として14歳の少年を逮捕した。少年は「人を撃てという声が聞こえた」などと話しており、警察は精神疾患の可能性もあると見て調べを進めているという。

中国メディアの紅星新聞は「タイの銃所有率は東南アジアの他国と比べてもかなり高い」とし、スイスの調査機関の2017年の統計で100人当たり15丁、およそ1030万人の民間人が銃を所持していると推計されたことを紹介。「タイでは620万丁の銃が登録されており、不法所持の数も少なくない。タイの銃による殺人件数は東南アジアでフィリピンに次いで2番目に多い」と伝えている。


中国のネットユーザーからは「怖すぎる」「海外旅行で命を落とすとは思わないよな」「タイの治安はこんなにもひどいのか」「やはり中国が安全」「まだタイに行く人がいるのか」「タイは銃の所持を禁止していない。やっぱり行かない方がいい」などのコメントが寄せられた。

中国では最近、タイでの臓器売買や誘拐事件、ミャンマーを拠点にした詐欺事件、大麻の合法化などがメディアやSNS上で話題になり、タイ旅行の安全性への懸念の声が上がっていた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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