CRI online 2023年10月6日(金) 12時30分
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中国長江三峡集団は4日、中国で最も標高が高い場所にあるチベット措美哲古風力発電所の全25台の風力発電機がフル稼働し、全容量送電を開始したと発表しました。資料写真。
発電大手の中国長江三峡集団(三峡集団)は4日、中国で最も標高が高い場所にあるチベット措美哲古風力発電所の全25台の風力発電機がフル稼働し、全容量送電を開始したと発表しました。
チベット措美哲古風力発電所は、チベット自治区山南(ロカ)市措美(ツォメ)県の哲古鎮に位置しています。風力発電機は標高5000〜5200メートルの高地に設置されており、総発電容量は72.6メガワット、計25台の風力発電機が配置されています。そのうち、最大の単一ユニットの発電容量は3.6メガワット、インペラ(羽根車)の直径は160メートル、風車の中心から地上までの高さは90メートルに達します。これは現在、中国の超高度地域で稼働する単一ユニットのうち発電容量が最大のものであり、地域の風力資源の利用効率を効果的に高めることができます。
現在、チベット自治区のエネルギー構造は水力発電と太陽光発電が中心で、「夏は十分だが冬は不足、昼は十分だが夜は不足」という特徴があります。
冬の渇水期に水力発電の供給が逼迫する中、措美哲古風力発電所によって水力発電をある程度補完することが可能となります。風力発電所がフル稼働すれば、年間発電量は2億キロワット時を超え、周辺の約14万世帯の年間電力使用量を満たすことができます。(提供/CRI)
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