チョウ・ユンファが語る「全財産寄付」の真相、50年の俳優生活を回顧

anomado    2023年10月6日(金) 20時20分

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開催中の第28回釜山国際映画祭(BIFF)に出席した香港の俳優チョウ・ユンファが、現地での記者会見でこれまでの俳優生活や、ネットでのさまざまなうわさについて語った。

開催中の第28回釜山国際映画祭(BIFF)に出席した香港の俳優チョウ・ユンファ(周潤發)が、現地での記者会見でこれまでの俳優生活や、ネットでのさまざまなうわさについて語った。

今年のBIFFでチョウ・ユンファは「アジア映画人賞」(Asian Filmmaker of the Year)に選ばれ、さらに映画祭ではスペシャルプログラム「CHOW Yun Fat: True Colors of a Hero 周潤發之英雄風範」を開催。最新作の「別叫我“賭神”」(One More Chance)をはじめ、過去のヒット作「男たちの挽歌」「グリーン・デスティニー」が上映される。

14年ぶりに訪問した韓国で5日、記者会見に出席したチョウ・ユンファは、記者からの質問にユーモアを交えてコメント。昨年7月、新型コロナ感染で重体とのうわさが流れた件について、「病気だけじゃなく、たまに死亡説まで流れるので全然気にしない。こんなことは日常茶飯事だ」と語っている。

現在68歳のチョウ・ユンファだが、健康面は良好で、趣味のマラソンでは来月香港で開催のハーフマラソンに参加予定という。その練習のため、釜山でも1日10キロ走るつもりだといい、「もしも途中で死んだら、今度こそフェイクニュースではなくなるね」と語って会場を沸かせた。

チョウ・ユンファについては近年、56億香港ドル(約1060億円)とも言われる資産を「全額寄付する予定」とたびたび報じられてきた。これについてチョウ・ユンファは、「苦労して稼いだお金なので寄付したくない」と前置きして笑いを誘った上で、金銭面については夫人が管理しているので何も知らず、寄付の金額も知らないとコメント。また、寄付そのものについては、「何も持たずに生まれてきたのだから、死ぬ時も何も持ってゆけない」と語っている。

50年近い俳優生活を振り返り、「香港の小さな島から10代で出てきて、世の中のことは全て映画に教えてもらった」と語る。韓国でも長年愛されている86年の映画「男たちの挽歌」は、大きなものをもたらしてくれた思い入れの深い作品と語っており、さらにアジアの映画界を代表するビッグスターの1人に数えられることについては、「実際の僕は普通すぎるほど普通の人」と話すなど、終始笑いの絶えない記者会見となった。(Mathilda)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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