<女子バスケ>日本に「絶殺」で優勝、中国が沸き立つ―杭州アジア大会

Record China    2023年10月6日(金) 11時0分

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中国・杭州市で開催中の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の女子バスケットボール決勝で、中国が日本を破って金メダルを獲得したことに同国では歓声が上がっている。

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中国・杭州市で開催中の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の女子バスケットボール決勝で、中国が日本を破って金メダルを獲得したことに同国では歓声が上がっている。

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5日の決勝で中国と優勝をかけて対戦した日本は、第1クオーターで16-26と大きくリードされる苦しい展開。しかし、第2クオーターは24-19として差を5点に縮める。第3クオーター(11-12)は両者拮抗し、迎えた第4クオーター。キャプテンの林咲希の3ポイントで一時は同点に追いつくも、残り9秒で再び中国にリードを許す。ラストワンプレーで赤穂ひまわりが持ち込みシュートを放ったが決まらず、中国にリバウンドを取られ72-74で試合終了。日本は先日のアジアカップ決勝(71-73)に続き、中国にわずか2点差で敗れた。

この試合について、中国メディアの記事やSNSのトレンドには「絶殺」の文字が躍った。「絶殺」とは中国語で終了間際の得点で試合が決まることを意味し、サッカーなど他の球技でも用いられる。国営の新華社は「先ほど終わったばかりの女子バスケットボール決勝、中国が74-72で日本を破り優勝。王思雨(ワン・シーユー)が最後に『絶殺』を決めた。選手たちに“いいね!”を」と報じた。ポータルサイト・騰訊のランキングでは「絶殺優勝、中国女子が日本女子を破る」が上位に入った。


中国のネットユーザーからは「おめでとう、おめでとう」「最後までよく頑張った」「イケメンすぎ!」「(試合展開に)緊張した!勝ったぞ」「最後13秒からの絶殺。おめでとう中国女子バスケチーム!」「後半は本当に焦った」「冷や冷やしたよ。女子チーム、本当に素晴らしかった」「抗日成功おめでとう」「最後に奇跡が起こった。やっぱり女子代表だ」「(準決勝で敗退した)男子代表の心情はいかに?」などのコメントが寄せられた。

なお、試合後、中国の鄭薇(ジョン・ウェイ)ヘッドコーチは「日本はずっとライバルであり、彼女たちがとても粘り強く戦うことは知っていた。私たちはこの厳しくなるであろう試合に十分な準備をしてきた。客観的な原因から調整し切れなかった部分もあるが、勝利への信念は揺るがなかった。試合は苦しかったが、全体を通じて相手の長所を抑えることができた。選手たちを誇りに思う」と語った。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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