中国の高校生が安倍晋三元首相襲撃事件を再現し、日本の処理水放出を批判=中国ネットの反応は…

Record China    2023年10月10日(火) 12時0分

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8日、中国のSNS微博で、高校生が安倍晋三元首相襲撃事件を再現して東京電力福島第一原発の汚染処理水海洋放出を非難するパフォーマンス動画が拡散し、物議を醸している。

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2023年10月8日、中国のSNS微博で、高校生が安倍晋三元首相襲撃事件を再現して東京電力福島第一原発の汚染処理水海洋放出を非難するパフォーマンス動画が拡散し、物議を醸している。

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物議を醸しているのは、あるネットユーザーが先日SNS上に掲載した動画で、「中国国内の某高校生が安倍襲撃事件を再現し、日本の核汚水海洋海洋放出を非難した」と説明されている。

動画では、学校の運動場と思われるトラック上で、黒い服を着た男子生徒が踏み台の上に乗り、何やら演説を始めたところ、画面手前にいた別の男子生徒がおもちゃの拳銃を2発打ち、台上の生徒が2発目で倒れた。その背後で生徒らが「2発の銃声が屍骨(しこつ)を寒くし、汚水は海に排され後患を遺(のこ)す」と書かれた横断幕を広げると、見ていた生徒らから歓声があがり、安倍氏役の生徒は護衛役の生徒らに担ぎ上げられて拍手や歓声の中で退場した。


この件について、中国のネットユーザーは「邪悪だ」「これは救いようがない」「無知な年ごろからこんな思想を強制的に植え付けられるなんて、かわいそう」「知恵も知能もない。でもそれは生徒のことではなく教師のこと。子どもたちは教育の被害者だ」「こんなことをして喜んでいて、日本にいったい何のダメージがあるというのか」「この学校の教師は本当に手本となる人物なのか?」「“教育”の成果が形になって現れたな」「文革の幽霊がさまよい始めたぞ」など、批判的な意見を多く残している。

また、「生徒たちに暗殺を学ばせるのはいいことだ。いつ、誰を暗殺するかは分からないがな」という意味深げなコメントも書き込まれ、多くのユーザーが「いいね」を付けていた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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