日本に長期的かつ有効な国際モニタリングと日程表を構築するよう促す―中国外交部

CRI online    2023年10月12日(木) 11時50分

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中国外交部の汪文斌報道官は10日の定例記者会見で、国際原子力機関の科学者が来週日本を訪問し、その中に中国の専門家も含まれていることについて、記者からの質問に答えました。

中国外交部の汪文斌報道官は10日の定例記者会見で、国際原子力機関(IAEA)の科学者が来週日本を訪問し、その中に中国の専門家も含まれていることについて、記者から質問を受けました。

汪報道官は、「日本の福島原発の放射能汚染水の海洋放出に断固反対する中国側の立場は一貫しており明確だ。日本が放射能汚染水の海への放流を開始してから約2カ月が経過したが、国際社会は、長期的かつ有効な国際的モニタリングと日程表を直ちに構築し、日本の周辺近隣諸国などの利害関係者の参加を確保することを求めている。IAEAはそのためにしかるべき建設的な役割を果たし、日本側を厳しく監督する責任を果たすべきだ」と述べました。

汪報道官はまた、「IAEA事務局は来週、福島で海水のサンプル採取および実験室での分析照合活動を行う予定だが、これは本質的には、従来通りに同事務局が日本側との二国間の取り決めに基づいて行うものであり、利害関係者が十分に実質参加する長期的かつ有効な国際的モニタリングがきちんと構築されるには至っていない。中国は日本側に対して、国際社会の関心に真剣に応え、厳粛かつ真剣な態度で、長期的かつ有効な国際的モニタリングと日程表を構築するよう促す」と述べました。(提供/CRI

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