<南シナ海>米国は手を出せない、見透かした中国が強圧外交を展開―米メディア

Record China    2014年8月6日(水) 20時50分

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5日、環球時報は記事「米メディア:中国は米国が手を出さないと見透かした、隣国に屈服するよう圧力」を掲載した。雑誌チャイナ・ブリーフの記事「中国の魅力攻勢は夭折(ようせつ)したのか?」を紹介している。写真はスプラトリー諸島のセカンド・トーマス礁。

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2014年8月5日、環球時報は記事「米メディア:中国は米国が手を出さないと見透かした、隣国に屈服するよう圧力」を掲載した。

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米ジェームスタウン財団の機関誌チャイナ・ブリーフに記事「中国の魅力攻勢は夭折(ようせつ)したのか?」を掲載した。昨秋、習近平(シー・ジンピン)国家主席は隣国と良好な関係を結ぶ外交戦略を提唱した。しかし現在、中国は南シナ海の領海を声高に主張し、東南アジア各国との関係は悪化に向かっている。

この中国外交の転換にはどのような背景があるのだろうか。まず第一に中国にとっては魅力外交と領土主張は矛盾するものではないという点だ。中国は各国と経済関係を強化する魅力外交を展開するが、それらの国が中国への依存を深めれば領海主張にも抵抗できなくなると考えている。

第二に米国が手出しできないと見透かされている点だ。ウクライナや中東で難題を抱えているだけに東南アジアに軍事的支援を行う余裕はない。中国政府は米国は手出しできない、中国に譲歩するしかないとのメッセージを隣国に発している。(翻訳・編集/KT)

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