北京市知的財産権局の最新データによると、北京の1万人当たり発明特許保有件数は218．3件で全国一になっている。北京市はここ数年、知財権の総合力で持続的に全国をリードしている。

特許事前審査受理件数、合格件数、授権件数がいずれも全国一になっている。平均授権期間は72日で全国平均の16．3カ月の審査期間を大きく下回っている。事前審査サービスを拡大し、全国に先駆けて大量事前審査の試行事業を行っている。5Gや人工知能（AI）などの重点産業分野の技術発展の現状に関する研究を実施している。企業の知財権の海外展開を支援し、イノベーション主体の質の高いイノベーション特許成果の輸出を重点的に支援している。同局が発表したこれらの情報は、北京がイノベーションの活力を引き出し、知財権の創造の質を高めていることを反映している。

知財権の運用効果を拡大するため、北京は一連の措置を講じた。中には▽北京市知財権担保融資センターの建設支援▽融資の新ルートの構築▽特許権開放の試行事業の開始▽地域をまたぐ知財権取引情報共同発表メカニズムの改善▽地域知財権サービスプラットフォームの建設支援などが含まれる。（提供/人民網日本語版・編集/YF）