国産人工知能基盤モデルが続々登場―中国

人民網日本語版    2023年10月15日(日) 6時0分

拡大

中国の国産基盤モデルは今年、急速発展期を迎えている。資料写真。

人工知能(AI)基盤モデルはビッグデータとニューラルネットワークを利用し人間の考え方と創造力を模倣するAIアルゴリズムだ。一般的には、基盤モデルは大量のデータを学習してから、私たちが日常的に用いる自然言語を理解し生成する。中国の国産基盤モデルは今年、急速発展期を迎えている。統計によると、今年1-7月だけでも64の基盤モデルが発表された。

中国移動(チャイナ・モバイル)は12日、業界基盤モデルを発表した。一般的な言語系基盤モデルと異なり、この基盤モデルは通信、鉄鋼、建築、交通などの8大業界の専門知識を融合し、企業による各自のスマート化応用の構築をサポートできる。中国の3大通信事業者は現在まで、いずれも各自の基盤モデルを発表している。中国聯通(チャイナ・ユニコム)は6月に画像テキスト基盤モデルを打ち出した。テキストによる画像生成、動画編集、画像による画像生成など複数の機能を実現できる。中国電信(チャイナ・テレコム)も7月に言語基盤モデルを発表した。

3大通信事業者のほかに、中国の関連企業・科学研究機関も続々とAI基盤モデルの展開を加速している。今年7月末までに中国で累計130のAI基盤モデルが発表されている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携