人民網日本語版 2023年10月15日(日) 22時0分
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重慶軌道交通3号線の観音橋駅で10日午後、あわや転倒事故という一幕が生じた。
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重慶軌道交通3号線の観音橋駅で10日午後、あわや転倒事故という一幕が生じた。エスカレーターに乗っていたある女性客がよろめき、後ろに転倒しそうになったところを、直ちに駆けつけた鉄道職員が後ろから抱きかかえて、事なきを得たのだ。
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乗客がよろめき、職員に抱きかかえられるまでの時間はわずか4秒。この様子を駅の監視カメラがと捉えていた。この動画を見た中国のネットユーザーからは「一瞬のスキを見逃さず、迅速に反応したスピードがスゴイ」「駆け寄り方が本当にお見事!」「これで一つの家庭が救われたに違いない」といったコメントが数多く寄せられた。
11日午後、記者がこの職員を取材した。女性を後ろから抱きかかえるようにして支えた男性は軌道交通3号線観音橋駅の当直マネージャーとして勤務する陳春江(チェン・チュンジアン)さん(33)。
「当時、駅3番出入口のエスカレーター付近を巡回していた。エスカレーターに乗っていた青いロングスカート姿の女性が、両手で手すりをつかんでいたものの、よろめいて後ろに転倒しそうになっているのを目にした」という。その女性から5、6メートル離れた場所にいた陳さんは、エスカレーターまで一気に駆け寄り、すぐさま後ろから抱きかかえるようにして支えた。そしてその後は出口まで送り届けたという。
陳さんは駅の安全保安スタッフから当直駅員へ、そして現在は当直マネージャーに昇格し、鉄道輸送業務の最前線で乗客サービスの仕事に就いてすでに12年となるベテランだ。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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2023/10/13
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