Record China 2023年10月16日(月) 23時0分
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台湾のネット調査サイト「DailyView」は12日、日本の人気アニメ「葬送のフリーレン」の人気の理由について論じる文章を掲載した。
同作は山田鐘人氏(原案)とアベツカサ氏(作画)による漫画が原作。人間のほかにドワーフ、エルフなどさまざまな種族がいる世界を描くファンタジーもので、エルフの魔法使いである主人公フリーレンが仲間たちと共に魔王を倒し、10年に及ぶ冒険の旅を終えたところからストーリーは始まる。その50年後、かつての仲間の死に直面したフリーレンが、人間について知ろうと新たな旅に出る。
文章は同作について、「9月末にアニメが放送開始されると瞬く間に話題になった」と説明。「フリーレンの仲間には勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼンがいる。勇者パーティーが魔王を討伐するという設定はファンタジーにしてはやや古めかしいが、情感や理解を中心とした繊細なストーリーが同作の特別なところだ」とし、「違う種族に対して心を開いていくまでの命、絆を軸にした物語は人と人の関係性について考えさせてくれる」と評した。
また、「エルフであるため寿命が長いフリーレンはいつも他の種族と距離を取ってきたが、実際に別れに直面した時に自分が彼らをよく理解してこなかったことを後悔する。一見すると、典型的なファンタジー作品に思えるが、その淡々かつ繊細なストーリーが、より深い感情と思考を伝えている」とした。
「DailyView」の「KEYPO」と呼ばれる世論分析システムによると、台湾のネット上ではアニメ放送開始翌日に7000を超える関連の投稿があり、「非常に話題を呼んだ」という。文章は「(同作には)アニメ化前から多くのファンがいたものの、アニメ放送と同時に話題はピークを迎え、感動的なストーリーに多くのネットユーザーが『思わず涙した』とのコメントを残している」と伝えた。(翻訳・編集/北田)
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