2023年10月16日、韓国メディア・毎日経済は「韓国の国内総生産（GDP）に対する一般政府負債比率の増加幅が5年後、非基軸通貨国で最大となることが分かった」と報じた。

国際通貨基金（IMF）が先ごろ公開した報告書によると、28年に韓国の対GDP比一般政府負債比率は57．9％になると予想された。非基軸通貨11カ国・地域のうち、シンガポール（170．2％）に次いで2番目に高い。今年末の54．3％から5年間で3．6ポイント上昇するとの見通しで、香港（3．6ポイント）と並んで最も速く借金が増えると予想されたことになる。

韓国の対GDP比一般政府負債比率は14年が39．7％、15年は40．8％で、21年に51．3％で初めて50％を超えた。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「国の借金1000兆ウォンのうち420兆は文在寅（ムン・ジェイン前大統領）政権でつくったものだと覚えておこう」「朴槿恵（パク・クネ元大統領）政権までの累積負債が600兆、文在寅政権で1000兆突破」「借金を増やすのは簡単だが、返すのは大変だ。国の借金は子どもたちの負担になる。この先が心配だ」「文政権で借金を増やしすぎた」「前政権のけつを拭くのも大変だ」「尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領よ。もう遊び歩くのはやめて仕事をしてくれ」など、前政権の責任を問うコメントが殺到している。（翻訳・編集/麻江）