台湾メディアの民視新聞網は12日、台湾のネット上で日本旅行に関するある問い掛けが話題になっていると報じた。

コロナ収束後、多くの人が海外旅行に出かけるようになり、台湾人には特に日本が人気の目的地になっている。そうした中、台湾のSNS・Dcardであるユーザーが「1月1日に日本に行くのですが、チケットを変更した方がいいのでしょうか？」との投稿があった。

投稿主によると、来年1月1～7日に日本を旅行する予定で準備していたものの、ネット上であれこれ調べていたところ日本では元日が新年に当たる（台湾では旧暦の新年を祝う）ため多くの店が休業になり、中には7日まで店を開けないところもあるという情報を目にしたという。

投稿主は「本当に卒倒しそう」とし、「皆さんはこのまま行った方がいいと思いますか？それとも3400台湾ドル（約1万5000円）を払って1週間遅らせた方がいいでしょうか？ご意見ください」とつづっている。

これに他のユーザーからは「日本の年越しを体験できるなんて素晴らしいじゃないか」「初詣に行ってみるといい。日本人と押し合いへし合いしながら浅草寺に行くのもまた楽しい。店はそんなに閉まっているという印象はないね」「私は今年、あなたと同じ時期に日本に行ったけど、（1月）1日、2日あたりを除けば店はほとんど開いていたよ。前の2日間は初詣に行って雰囲気を味わったり、出店を楽しんだりすればいいんじゃない」との声が上がった。

一方で、「もし時間的に余裕があるなら日程変更した方がいいと思う」「私も日本で年越ししようと思ったけど、ホテルや旅館の宿泊料金がビックリするほど高かった。神社に行っても人だらけだし、結局、1月中旬ごろにしたよ」「遅らせた方がいい。ちなみに1月6～8日も日本の連休だよ」「ブランド店は2日以降なら間違いなく開いている。でも、あなたが行きたい観光地は開いてるとは限らない」とのコメントも書き込まれていたという。（翻訳・編集/北田）