Record China 2023年10月19日(木) 6時0分
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中国で昨年生まれた第1子の数が450万人に満たず、第2子は前年から70万人近く減少したことが報告書で明らかになった。
中国で昨年生まれた第1子の数が450万人に満たず、第2子は前年から70万人近く減少したことが報告書で明らかになった。中国メディアの第一財経が18日に伝えた。
中国国家衛生健康委員会がこのほど公表した「2022年わが国の衛生健康事業発展統計公報」によると、22年の中国の出生人口は956万人で前年(1062万人)から100万人以上減少した。このうち、第1子が441万人(46%)、第2子が372万人(39%)、第3子が143万人(15%)だった。
記事は、「第3子の割合が前年の14.5%からやや上昇したことは、3人目の出産を認める政策に一定の効果があったことを表している」とする一方、「第2子の割合は17年は51%だったが22年は40%を切るまでに低下しており、その数も前年に比べて約68万人も減少した」と指摘。第1子および第2子の出産が伸び悩んでいることが出生人口にとって“重し”になっているとの見方を示した。
中国のSNS・微博(ウェイボー)の第一財経の投稿ではユーザーから投稿されたコメントの閲覧が制限されているが、他の場所に書き込まれたコメントには「負担が重すぎて子どもなんて育てられない」「子どもを産んだところで(学力競争の中で)勉強に苦しむことになる」「自分のやりたいことすら一生できそうもないのに、子どもに生きたいように生きさせてあげられる自信がない」「今のこの社会は子どもを持つことに適していない」「子どもに自分と同じような生活をさせるくらいなら、産まない方がいい」といったものが並んでいる。(翻訳・編集/北田)
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