中国工業・情報化部は17日、「5G軽量化（RedCap）技術の進化および応用の革新的な発展の推進に関する通知」を発表し、2025年までに全国の県級以上の都市で5G軽量化の大規模カバーを実現するとの発展目標を打ち出した。中国新聞網が伝えた。

同通知によると、5G軽量化（RedCap、Reduced Capabilityの略語）技術は5Gがヒト、マシン、モノの相互接続を実現するための重要な基礎で、IoT（モノのインターネット）新型インフラの構築、従来産業のトランスフォーメーション・高度化へのエンパワーメント、デジタル経済と実体経済の深い融合の推進などにおいて積極的な役割を発揮する。

同通知は次の発展目標を打ち出した。25年までに5G軽量化産業総合能力が大幅に向上し、新製品、新モデルが続出し、融合応用規模が拡大し、セキュリティ能力が同時に強化される。

技術産業の安定的発展の面では、25年までに5G軽量化標準が持続的に進化する。一連の5G軽量化の高品質の製品を形成し、整った産業体制を構築する。5G軽量化チップ、モジュール、端末などの産業の重要分野の持続的なコストダウンを推進し、端末製品が100種を超えるようにする。

応用規模の面では、25年までに全国の県級以上の都市で5G軽量化の大規模カバーを実現する。工業、エネルギー、物流、IoT、パブリックセキュリティー、スマートシティーなどの分野における応用シーンがより豊富になる。再現と普及が可能な複数のソリューションを形成し、5つ以上の100万接続を実現する5G軽量化応用分野を構築する。（提供/人民網日本語版・編集/YF）