習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は18日、第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開会式で行った基調演説で、質の高い「一帯一路」共同建設を支持する中国の8項目の行動計画を発表しました。具体的な内容は以下の通りです。

1、「一帯一路」の立体的な相互連結のネットワーク構築

中央班列（中国と欧州を結ぶ国際貨物列車）の高水準の発展を促し、カスピ海を越える国際運輸回廊の建設に参与し、中欧班列国際協力フォーラムを開催する。「シルクロード海上輸送」、「空のシルクロード」の構築を積極的に推進する。

2、開放型世界経済の構築

中国は「シルクロード電子商取引」協力のモデル区域を設置するとともに、より多くの国と自由貿易協定、投資保護協定を結ぶ。世界デジタル貿易博覧会を毎年主催する。

3、実務協力の展開

中国国家開発銀行と中国輸出入銀行は3500億元（約7兆1693億円）の融資窓口を開設し、シルクロード基金を800億元（約1兆6387億円）追加する。国民生活支援の小規模プロジェクト1000件を実施する。中国による職業訓練活動の「魯班工房」を通じて、中国と外国の職業教育協力を促進する。

4、グリーン発展を促進

「一帯一路」グリーン発展の国際的連盟の支持を強化し、「一帯一路」グリーンイノベーション大会を引き続き開催し、「一帯一路」グリーン投資原則を遂行する。

5、科学技術のイノベーションを促進

中国は「一帯一路」科学技術行動計画を続行し、第１回「一帯一路」科学技術交流大会を主催する。中国は今回のフォーラムでグローバル人工知能ガバナンスイニシアチブを打ち出し、グローバル人工知能の良好で秩序ある発展を促す。

6、民間交流を支持

中国は良渚フォーラムを主催し、「一帯一路」共同建設に参与する国々との文明の対話を深める。

7、清廉の道を築く

中国は協力パートナーと「『一帯一路』清廉提唱の成果とビジョン」、「『一帯一路』清廉提唱原則」を発表し、「一帯一路」企業の清廉コンプライアンス経営の評価体系を作る。

8、「一帯一路」国際協力メカニズムを整備

中国は「一帯一路」国際協力サミットフォーラムを引き続き開催し、サミットフォーラム事務局を設置する。（提供/CRI）