初めて欧州に輸出される中国高速列車はどんなデザインなのか―中国メディア

Record China    2023年10月20日(金) 8時0分

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18日、中国中央テレビは、中国から欧州に初めて輸出されることになった高速鉄道車両のデザインについて紹介する記事を掲載した。

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2023年10月18日、中国中央テレビ(CCTV)は、中国から欧州に初めて輸出されることになった高速鉄道車両のデザインについて紹介する記事を掲載した。

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記事は、中国で行われている第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで、中国中車傘下の中車長春軌道客車がセルビア建設・交通・インフラ省と高速鉄道車両の調達に関する契約を締結したと紹介。中国から欧州に輸出される初めての高速鉄道列車で、動力分散型が採用され、最高営業時速は200キロ、4両編成を5編成の計20両が25年までに納品される予定だと伝えた。

そして、セルビアの高速鉄道に納入される高速鉄道列車のデザインについて、10分の1スケールの模型の情報を基に紹介。流線型の外観に、セルビア国旗をイメージした赤・青・白の3色の塗装が施されており「スピード感と視覚的なインパクトにあふれている」と評価した。また各車両は中央部が低層、前後の両側が高層になっており、自転車を2〜3台停められるラックも設置されていると説明。中央の低層部は床がレールから550ミリの高さにあり、駅のプラットホームと同じ高さに設計されているため、自転車やベビーカー、トランクを持った乗客のスムーズな乗り降りが可能になっていると説明した。


記事によると、セルビア高速鉄道車両はハンガリーの首都ブダペストとセルビアの首都ベオグラードを結ぶハンガリー・セルビア高速鉄道に用いられる。同高速鉄道は「一帯一路」を象徴するプロジェクトとされ、中国が欧州で初めて建設する鉄道プロジェクト。全長は341.7キロで、ハンガリー国内区間が158.6キロ、セルビア国内区間が183.1キロとなっている。22年3月にはセルビア国内のベオグラード―ノービサード間約80キロが営業を開始し、すでに延べ数百万人が利用している。全線開通すると、これまで鉄道で8時間かかっていた両国首都間の移動が3時間にまで短縮される。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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