CRI online 2023年10月20日(金) 11時50分
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中国外交部の報道官はパレスチナ問題決議案採択への米国の妨害に深く失望したと述べました。
中国外交部の毛寧報道官は19日の定例記者会見で記者から、国連安全保障理事会でブラジルが提出したパレスチナ問題の決議案が否決したことについての中国としての論評を求められました。同決議案の採決は18日に行われて、中国など12カ国が賛成しましたが、米国が拒否権を行使しました。
毛報道官は、「中国の国連駐在代表は採決後の説明的な発言で、中国の立場を全面的に述べた。パレスチナとイスラエルの衝突はこのところ絶えずエスカレートし、大規模な民間人の死傷と人道的危機を招き、地域の平和と安定に衝撃を与えている。中国は安保理が責任ある役割を果たすことを支持し、衝突の緩和と平和回復の推進に向けたあらゆる努力を支持し、民間人の保護や人道的危機の緩和に役立ついかなる提案も歓迎する」と述べました。
毛報道官はまた、「安保理は連日、パレスチナ問題の決議草案をめぐって深く議論し、合意を結集し続けている。圧倒的多数の国、特にアラブ諸国は安保理の迅速な行動を支持している。中国は、米国が安保理のパレスチナ問題決議案の採択を妨害したことに失望している。絶えずエスカレートする緊張情勢に直面している安保理は、広範なアラブ諸国とパレスチナ人民の声に耳を傾け、武力行使を止めて停戦し、庶民を保護し、さらに大きな人道的災難を避けるために責任を確実に履行して役割を果たさねばならない」と強調しました。(提供/CRI)
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