米国の「中国脅威論」拡散は自らの軍事覇権維持の口実にすぎない―中国外交部

CRI online    2023年10月21日(土) 16時40分

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外交部の毛寧報道官が20日の定例記者会見で、米国防総省が発表した「2023年中国軍事力年次報告書」についてコメントしました。

外交部の毛寧報道官が20日の定例記者会見で、米国防総省が発表した「2023年中国軍事力年次報告書」についてコメントしました。

毛寧報道官は、「まず、米国のこの報告書はこれまでのものと同様、事実を顧みず、偏見に満ち、『中国脅威論』を拡散させており、その目的は自らの軍事的覇権維持のための口実を探すことにすぎない。中国側はこれに断固反対する」と指摘したあと、さらに「中国は断固として自衛防御のための核戦略を実行しており、われわれは一貫して核戦力を国家安全保障上必要な最低レベルに保っており、いかなる国とも核軍拡競争をするつもりはない。中国の核政策は核兵器保有国の中で唯一無二のものであり、非常に安定し、継続性、予測可能性を保っている。いかなる国も中国に対して核兵器を使用しない、あるいは使用すると威嚇しない限り、中国の核兵器の脅威にさらされることはない。米国は世界で最も大量かつ最も先進的な核兵器を保有する国であり、核兵器の先制使用を堅持し、巨費を投入して核戦力をアップグレードし続け、戦略兵器の最前線への配備を推進し、同盟国に対する『拡大抑止』を強化している。こうした政策、行動は核軍拡競争と核紛争のリスクを激化させ、世界の戦略的安全保障環境を悪化させるだけである。われわれは米国が冷戦思考と覇権的な考えを捨て、中国の戦略的意図と国防建設を客観的かつ理性的に捉え、このような無責任な報告書を毎年発表することをやめ、中米両国・両軍関係の安定を実際の行動で守るよう希望する」との考えを示しました。(提供/CRI

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