中国の瀋健軍縮大使は現地時間20日、第78回国連総会軍縮・国際安全委員会の会議に出席し、宇宙空間の安全問題における中国の政策と主張を全面的に説明しました。

瀋大使は「宇宙空間の恒久的な平和と安全を維持することは、各国の安全、発展と繁栄に関わり、全人類の福祉にかかわる。各国は共同的、総合的、協力的、持続可能な安全理念を堅持し、宇宙空間の平和利用に力を入れ、各国の宇宙空間の平和的探索と利用の権利が十分に保障されるようにし、宇宙空間分野における人類運命共同体の構築を推進しなければならない」と強調しました。

また、瀋大使は「宇宙空間の安全を維持するには、宇宙空間における軍備競争防止の国際法律文書をめぐる交渉の推進を堅持し、宇宙空間の安全の国際ガバナンスを統一的に計画すべきだ。宇宙空間における軍備競争防止の国際法律文書をめぐる交渉は、宇宙空間の安全を守る根本的な道である。国連総会の枠組みの下で行われる関連の努力はこの根本的な道に焦点を当てるべきであり、関連努力を移転させたり代替したりするべきではない。中国は各国が真の多国間主義を堅持し、異なる提案と主張に考慮し、効果的な求心力を形成させ、法律文書の早期達成を遂げることに期待している」と述べました。（提供/CRI）