中国メディアによると、20日に香港から大阪に向かっていたキャセイパシフィック航空CX596便（エアバスA350）が、離陸後1時間足らずで貨物室のドアが完全に閉まっていないことが分かって引き返すハプニングがあった。

同便は午前8時36分（当初予定では午前8時10分）に出発した。それから45分後の同9時21分、貨物室のドアが完全に閉まっていないため香港国際空港に引き返す必要があるとの報告が警察にあった。消防も報告を受け、空港に出動して待機した。同便は同9時37分に安全に着陸し、午後0時12分に再び大阪へ向けて出発した。

キャセイパシフィック航空は21日、中国メディアの取材に対し、「極めてまれな出来事で、部品の故障によるもの」とコメントした。（翻訳・編集/柳川）