中国最初の帝王の黄帝を祭る式典、浙江省麗水市で開催

CRI online    2023年10月23日(月) 17時50分

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中国東部の浙江省麗水市縉雲県にある黄帝祠宇で23日午前、仙都軒轅黄帝祭祀式典が行われました。

中国東部の浙江省麗水市縉雲県にある黄帝祠宇で23日午前、仙都軒轅黄帝祭祀式典が行われました。

黄帝(こうてい)とは、古代中国の伝説上の君主で、中国を統治した最初の帝王とされています。その氏は軒轅(けんえん)なので、「軒轅黄帝」とも呼ばれ、中華民族が黄帝を先祖としてあがめています。

今年の祭祀式典のテーマは「世界中の同胞が心を一つに始祖を祭り、団結と奮闘で新たな物語を記す」で、「黄帝文化の発揚、民族精神の凝集」を趣旨として、「より成功し、より素晴らしく、より成熟」の目標を目指して、「盛大な文化式典とアジア競技大会との融合」に取り組んできました。会場では、中国式の長い金管楽器の音が天にとどかせ、鼓を叩いて鐘を突き、線香を焚くなど9種の儀式が執り行われました。

今年の祭祀式典に合わせて、第6回黄帝文化学術研究シンポジウム、黄帝文化テーマ展、農村観光シーズンなど14のイベントが催されます。

仙都軒轅黄帝祭祀式典は東晋(317~420年)時代に始まり、唐代から宋代にかけて盛んになり、現代に伝わってきました。祭典には特別な社会的意義と時代の価値があるとして、中国内外の華人の関心が高まっています。(提供/CRI

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