CRI online 2023年10月24日(火) 15時50分
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王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長は23日、イスラエルのコーヘン外相と電話会談をおこないました。
コーヘン外相は、パレスチナ・イスラエル紛争におけるイスラエル側の立場と安全上の懸念を紹介しました。
王外交部長は、「当面のパレスチナ・イスラエル衝突は世界から注目され、戦争かそれとも平和かという重大な選択に直面している」とし、衝突がエスカレートし続け、紛争がますます激しくなることに深い懸念を表明し、衝突による大勢の民間人の死傷に深く心を痛めていると述べました。また、「庶民を傷つけるすべての行為を非難し、国際法に違反するすべての行為に反対する。各国には自衛権があるが、国際人道法を遵守し、民間人の安全を守らなければならない。事態のさらなるエスカレートを防ぎ、より深刻な人道的災害を避けることが急務だ」と指摘しました。
王外交部長はさらに、「繰り返されるパレスチナ・イスラエル衝突という痛ましい教訓で示されるように、共通の安全理念を堅持してこそ持続可能な安全を実現することができ、政治的解決の方向を堅持してこそ、合理的な安全への関心を徹底的に解決することができる」と強調し、「二国家解決」は国際社会の共通認識であり、パレスチナ・イスラエル双方が、当面ひいては未来にも平和と安全の長期的利益から行動し、できるだけ早く「二国家解決」の正しい軌道に戻り、和平交渉を回復し、両国の平和共存を実現し、アラブ・ユダヤ両民族の調和のとれた付き合いを実現することに期待を示しました。
王外交部長はまた、中国側はパレスチナ問題でいかなる私利をも持っておらず、パレスチナ問題が「二国家解決」に基づいて全面的かつ公正に解決され、各方面の合理的な安全保障上の関心も真に徹底的に解決されることを心から望んでいると表明しました。(提供/CRI)
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2023/10/24
2023/10/23
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野上和月
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