人民網日本語版 2023年10月25日(水) 14時30分
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オルドス盆地東部の2000メートルの地層から中国初の1000億立方メートル深部炭層ガス田である神府深部炭層大ガス田が発見された。
中国海洋石油集団(中国海油)が23日に発表した情報によると、オルドス盆地東部の2000メートルの地層から中国初の1000億立方メートル深部炭層ガス田である神府深部炭層大ガス田が発見された。確認された地質的埋蔵量は1100億立方メートル以上。経済日報が伝えた。
神府深部炭層大ガス田は陝西省楡林市、オルドス盆地東部に位置する。炭層の主要埋蔵深さは2000メートル前後、単層の厚さは6.2~23.3メートルの間で、石炭1トン当たりのガス含有量は15立方メートル。中国海油は同エリアで100以上の試掘井を配置しており、単一井の1日当たり生産量は最大2万6000立方メートルに達する。
炭層ガスとは、炭層の中に存在する天然ガスのことを指す。業界内では通常、埋蔵深さが1500メートル以上の炭層ガスを深部炭層ガスと呼ぶ。中国は炭層ガス資源が豊富だ。埋蔵深さが2000メートル以内の炭層ガス資源は30兆立方メートル以上で、うち深部炭層ガス資源が約3分の1を占めている。
神府深部炭層大ガス田は中国海油が山西臨興ガス田に続き発見した2カ所目の1000億立方メートル大型ガス田だ。中国海油は近年、陸上非在来型油ガス分野で戦略的代替資源の模索に取り組んでおり、地質プロジェクト一体化と探査・開発一体化の推進に力を入れ、重要中核技術の研究開発を強化している。そして、地質ガス埋蔵への認識を持続的に深め、生産配分計画を最適化し、非在来型油ガスの埋蔵量の拡大と増産を効果的に進めている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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