Record Korea 2023年10月26日(木) 16時0分
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24日、韓国メディア・アジア経済は、米アップルの新型スマートフォン「iPhone15」に使われている部品の3分の1近くが「メード・イン・コリア」だと分かったと伝えた。資料写真。
2023年10月24日、韓国メディア・アジア経済は、米アップルの新型スマートフォン「iPhone15」に使われている部品の3分の1近くが「メード・イン・コリア」だと分かったと伝えた。
記事は日本経済新聞の記事を引用し、モバイル機器調査会社「フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ」と同紙が先ごろ行なった「iPhone15」分解調査の結果を紹介している。原価となる部品費用の合計は558ドル(約8万7600円)で、生産国別に見た部品の割合(部品価格ベース)は米国が33%で最も高く、韓国が29.4%で2位につけた。次いで日本が10.2%、中国が2.5%となっている。
韓国製部品の割合は「iPhone14」に比べ4.6ポイント上昇した。主な理由は、OLEDディスプレーを納品する計画だった中国・BOE(京東方科技集団)が「iPhone15」で採用されているホールディスプレーの量産承認を得られず、代わりにサムスンディスプレーが供給していることが挙げられるという。また、iPhoneシリーズで初めて採用されたペリスコープ(潜望鏡)型レンズ機構はLGイノテクが供給している。同社はアップル最大のカメラモジュール供給メーカーで、従来のカメラモジュールに加えてペリスコープ型レンズ機構も独占供給する形だという。
その他、LX Semicon、サムスン電機、LG化学、サムスンSDI、サムスン電子、SKハイニックスなどが納品している。22会計年度基準でアップルに納品している韓国メーカーは11社に達するという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「とても誇らしい」「部品の70%を韓国製が占めるようになってほしい」など好意的な声の他、「事実上、iPhoneを買っても愛国なわけだ」「その約30%の部品を造る設備は90%が米国、日本製では」「アップルの下請けなだけで、契約を切られたらそれまででは?こんなのは自慢にならない」「だから過剰に発熱するわけだな(笑)」「Galaxyの部品はどうなってるのか気になる」「Galaxyを分解したら7割は中国製の部品じゃないのか(笑)」などさまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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