国務院報道弁公室は24日、『中国の遠洋漁業発展』白書を発表しました。同白書は中国遠洋漁業の発展理念、原則的立場、政策主張、契約履行の成果などを全面的に紹介し、中国の遠洋漁業の管理経験を共有し、遠洋漁業の国際協力と交流を促進するものとされています。

白書によると、中国の遠洋漁業は1985年に始まって以来、2国間漁業協力協定や取り決めに基づき、関係国と互恵・ウィンウィンの実務的漁業協力を発展させてきました。また、中国は『国連海洋法条約』などの関連国際法に基づき、国連の枠組みの下での多国間漁業管理と地域漁業管理に深く参与し、公海における漁業資源を開発・利用する権利を積極的に行使し、資源の維持と管理の義務を全面的に履行しています。

中国は中国共産党第18回全国代表大会以来、習近平総書記による新時代の中国の特色ある社会主義思想の指導の下、人類運命共同体と海洋運命共同体の理念を深く実践し、海洋生態文明の建設を強化しつづけてきました。そして遠洋漁業のグリーンで持続可能な発展の道を一貫して歩み、産業構造の改善を堅持してきました。また、モデルチェンジとアップグレードを推進するとともに、品質と効率を高め、発展の規模を厳しくコントロールし、規範に基づく管理を強化し、違法操業を取り締まり、漁業資源の科学的保護と持続可能な利用に力を入れ、遠洋漁業の質の高い発展の実現に努めてきました。同白書は、これらの状況を紹介する文書でもあります。（提供/CRI）