1-9月の鉄鋼業界、ハイエンド・グリーン・スマートへの転換加速―中国

CRI online    2023年10月25日(水) 18時20分

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中国鉄鋼工業協会は24日、1~9月の中国の鉄鋼業界の状況を発表しました。生産量は安定を保ちながら増加しており、省エネや排出削減は着実に進んでいるとのことです。

中国鉄鋼工業協会は24日、1~9月の中国の鉄鋼業界の状況を発表しました。生産量は安定を保ちながら増加しており、省エネや排出削減は着実に進んでいるとのことです。

同期間における生産量は、粗鋼が7億9500万トン、銑鉄が前年同期比2.8%増の6億7500万トンで、鋼材は同6.1%増の10億2900万トンでした。また、中国からの鋼材輸出量は6681万8000トンでした。

中国鉄鋼工業協会の姜維副会長兼秘書長は同時期の鉄鋼の需要と供給について、「全体的にみると、供給が需要を上回り、鋼材の品種構成は国の産業構造の調整に伴いたえず改善されている。生産量は前年同期比で1.7%増加し、輸出は同じく32%近く伸びた」として、鋼材輸出の増加と国内製造業用鋼の需要上昇が生産増を支える主要な力と説明しました。今後の鉄鋼業界の取り組みについては「引き続き生産能力管理の新たなメカニズムの研究と促進に力を入れていく。グリーン・低炭素発展およびスマート製造をめぐって、低炭素冶金などの技術革新と応用の普及を加速させ、鉄鋼企業のデジタル化、ネットワーク化、スマート化改造のグレードアップを促進していく」と、質の高い発展を加速させる意欲を示しました。(提供/CRI

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