中国宇宙ステーションの基本構造、十字型にアップグレードへ

CRI online    2023年10月26日(木) 14時20分

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中国有人宇宙プロジェクト弁公室の林西強副主任は、今後、宇宙貨物船「天舟7号」を打ち上げ、さらに拡張ハッチを打ち上げ、中国宇宙ステーションの基本構造を十字型にアップグレードすると紹介しました。

中国有人宇宙プロジェクト弁公室の林西強副主任は25日午前に行われた記者会見で、今後、宇宙貨物船「天舟7号」を打ち上げ、さらに拡張ハッチを打ち上げ、中国宇宙ステーションの基本構造を十字型にアップグレードすると紹介しました。

林副主任は、「今年は宇宙貨物船『天舟』の任務が1回しかないが、現在は宇宙ステーションの物資が十分で、通常の宇宙飛行士の駐留、プラットフォームのメンテナンス・アップグレード、軌道上での大規模な試験任務の展開をサポートできるだけでなく、緊急時に備えて、宇宙飛行士の駐留をもう3カ月サポートすることができる」と述べました。

林副主任はまた、「今後は宇宙ステーションと軌道を共有して飛行する宇宙望遠鏡『巡天』を発射し、広域で宇宙観測を展開する。また、拡張ハッチを適時に発射し、宇宙ステーションの基本構造をT字型から十字型にアップグレードし、計画中の拡張ハッチは多くの分野の空間科学実験キャビネットと船外実験装置をアップグレードし、応用規模を拡大し、宇宙科学の研究と応用の新たな需要を満たす。これと同時に、宇宙飛行士の軌道上での防護訓練、飲食、衛生などの設備・機器をアップグレードし、宇宙飛行士の軌道上での仕事、生活、健康保障レベルを向上させる。現在、このプロジェクトは方案検討の段階における研究開発を行っている」と説明しました。(提供/CRI

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