中国人力資源・社会保障部が26日に開いた第3四半期（7-9月）記者会見によると、今年第3四半期の中国の雇用状況は全般的に安定を維持した。1月から9月までの都市部の新規雇用者数は中国全体で1022万人だった。

1月から9月まで、失業・労災保険料率の段階的引き下げ、採用安定還付金、一時的な雇用拡大補助金などの政策を継続して、企業コストを1419億（約2兆8380億円）削減し、雇用補助金を809億元（約1兆6180億円）支給した。

重点的対象層の就職に向けた取り組みを引き続き強化。大卒者その他の若者を対象とした「雇用サービス難関攻略行動」を実施し、大卒者の早期就職を支援した。「三支一扶」計画を実施し、基層での勤務要員として全国で計4万2000人の大卒者を募集した。「労務協力ならびに労務ブランド発展大会」を開催し、「再貧困化防止のための雇用難関攻略行動」を実施した。9月末の時点で、貧困から脱却した就労者の数は3297万人に達し、1月から9月までに失業者396万人が再就職し、就業困難者129万人が就職した。（提供/人民網日本語版・編集/NA）