中国商務部は26日、今年1～9月に中国からの対外投資は引き続き増加し、非金融類対外直接投資は前年同期比18．7％増の6731億4000万元（約13兆8000億円）と発表しました。うち中国企業による「一帯一路」共同建設参加国への非金融類直接投資額は同27．7％増の1647億1000万元（約3兆3900億円）でした。

また、中国の1～9月期の対外請負工事の売上高は前年同期比8．2％増の7648億2000万元（約15兆7000億円）で、新規契約額は同1．5％増の9862億8000万元（約20兆3000億円）でした。うち中国企業が「一帯一路」共同建設参加国で請け負った工事の売上高は前年同期比10．1％伸の6285億3000万元（約12兆9000億円）で、新規契約額は同2．6％増の8187億7000万元（約16兆8000億円）でした。

国家発展改革委員会対外経済研究所の金瑞庭研究員は「中国はますます多くの国にとって主要な投資国となり、世界経済の再生に新たな力を注ぎ、さらには全世界の発展に新たなスペースをもたらし、さまざまな国の経済と貿易の協力に新たな場を提供している」と説明しました。（提供/CRI）