中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）は現地時間28日、中国・ギリシャ文明相互参考センター、国際オリンピック・アカデミー（IOA）と協力覚書に調印しました。

ギリシャのミツォタキス首相とギリシャ政府は、文化・スポーツ省のヤニス・フルージス副大臣を通じて、IOAとCMGとの新たな協力パートナーシップが始まったことに祝意を表し、中国社会でオリンピックの価値が盛んに発展することを祈ると述べました。

中国共産党中央宣伝部副部長でCMG台長の慎海雄氏は、中国・ギリシャ文明相互参考センターのギリシャ側理事会のベルベダキス会長と会談した際に、「中国・ギリシャ文明相互参考センターの共同建設を通じて、世界2大トップ文明がここで激動し、融合して発展する」と述べました。

ベルベダキス会長は「今回、CMGと情報共有、共同番組制作、技術革新・応用強化などの面で深い協力を展開し、両国学者の言語・歴史・文化研究などの面での学術レベルの向上をさらに推進し、研究成果を豊富にし、民心の通い合いを促進していく」と述べました。

CMGの慎台長は、IOAのクベロス会長との会談の中で、「CMGとIOAが今回の調印をきっかけに、それぞれの資源の優位性を発揮し、オリンピック精神と中国のスポーツ精神を広く伝え、人類運命共同体建設の推進を後押しすることを希望する」と述べました。

クベロス会長は、「2008年の北京五輪と2022年の北京冬季五輪は比類なく素晴らしい大会で、中国のオリンピックに対する限りない情熱を世界に十分に感じさせた」と述べました。（提供/CRI）