中国外交部、国連の枠組み内でのAIガバナンスの議論を歓迎

CRI online    2023年10月31日(火) 13時50分

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中国外交部の報道官は国連の枠組み内でのAIガバナンスの議論を歓迎すると述べました。

中国外交部の汪文斌報道官は30日の定例記者会見で、国連がこのほど人工知能(AI)のリスクと国際的な管理のあり方を検討する諮問機関を発足させ、中国の研究者2人も加わったことについての論評を記者から求められました。 

汪報道官は、「AIガバナンスは全人類の幸せに関わるので、国際社会の力の結集が必要だ。中国は国連安保理常任理事国であり、国際社会の責任を持つ一員であるので、国連の枠組み内でAIガバナンスを議論し、発展途上国の代表権と発言権を強化し、広範な共通認識を持つAIガバナンスの枠組みと基準を構築することを歓迎する」と述べました。

汪報道官はさらに、習近平国家主席は第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開会式で「グローバルAIガバナンス」イニシアチブを打ち出すことで、中国の声を発信したと指摘して、「グローバルAIガバナンス」はAIの発展、安全とガバナンスを巡る中国の立場と主張を明らかにしたものと説明しました。汪報道官によると、このイニシアチブに盛り込まれた、人を根本にし、知能を善に向かわせ、主権を尊重するなどの原則は広範な発展途上国なども承認する理念と願いを反映したものです。

汪報道官は、「イニシアチブによれば、各国は情報交流と技術協力を強め、ともにリスクを防ぎ、AI技術を生かして人類に利益を与えるべきだ。中国はAIを利用して他国の内政に干渉し、他国の発展を阻害することに反対する。中国は各国政府、国際組織、技術開発企業、大学、民間組織などが協力してAIガバナンスを促進することを歓迎する」と表明しました。(提供/CRI

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