CRI online 2023年11月1日(水) 11時20分
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中国外交部の報道官はガザ地区情勢の打開には国連総会決議の全面的な実行が急務だと述べました。
中国外交部の汪文斌報道官は31日の定例記者会見で、パレスチナ・イスラエル情勢を打開するための当面の急務は国連総会の決議を全面的に実行に移し、停戦して暴力を停止し、情勢のさらなる悪化を回避し、より大きな人道的災禍の発生を防ぐことだと指摘しました。
国連総会が28日の緊急特別会合でパレスチナとイスラエル情勢に関する決議案を採択した後、イスラエルはガザ地区の停戦を求める国連決議を断固として拒否すると表明しました。汪報道官はこれについて、「今回の国連総会決議は、恒久的な『人道的休戦』の即時実現と敵対行動の停止を呼びかけ、関係各方面に国際法の順守と民間人の保護を求め、ガザ地区北部の緊急避難命令の撤回を呼びかけ、パレスチナ民間人の強制移住に反対するもので、これは圧倒的多数の国々の強い願いを反映している」と述べました。
汪報道官は、「パレスチナとイスラエルの衝突が繰り返される原因は、パレスチナの領土が長期にわたって不法占拠され、パレスチナ人民の独自に建国する権利が無視されてきたことにある」と指摘しました。
また、「パレスチナ問題を解決する根本的な方法は『2国家解決案』を実行に移してパレスチナとイスラエルの平和共存を実現することだ」と強調し、中国は今後も引き続きパレスチナ問題が早期に全面的で公正かつ恒久的に解決されるよう、たゆまぬ努力をしていくとの姿勢を示しました。(提供/CRI)
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