Record China 2023年11月2日(木) 11時0分
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台湾メディアのNOWnewsは10月31日、日本料理のメニューの英語訳がネット上で物議を醸していると報じた。
記事は、グランドホテル台北(円山大飯店)が先日、料理のメニューで「中華民国」を“People's Republic of China(中華人民共和国)”と英訳して大騒動となったことを紹介した上で、日本でも同じように料理の英語訳が物議を醸していると説明。日本のX(旧ツイッター)上でこのほど、「台湾まぜそば」と書かれた下に英語で“Tokyo Mazesoba”と記されている画像が話題になったことを伝えた。
その上で、日本台湾交流協会が以前、説明した話として「いわゆる『台湾まぜそば』は1970年頃に誕生した台湾ラーメンに端を発するもので、日本で育った台湾人が担仔麺を日本で広めたいと考え、何度も改良を重ねて独特の辛みを配合した結果、現在の名古屋名物の台湾ラーメンになった」と説明、「その後、他の店がまねをしていくうちに『まぜそば』が登場した。辛みのきいたひき肉にニラ、ニンニク、ネギ、かつお粉、卵黄などの具材を使用している。これは完全に日本人が日本で発明したものであり、台湾にはない『台湾料理』なのである」と解説した。
記事は、「日本人は台湾まぜそばと台湾ラーメン、台湾料理との複雑な関係性をよく理解しているが、英語に訳すとなると、苦労してその成り立ちを説明したり誤解を生んだりするよりは、“Tokyo Mazesoba”としてしまった方が確かに良いかもしれない」としている。
なお、Xの投稿では「台湾まぜそば」が名古屋発祥であることから“Tokyo Mazesoba”ではなく“Nagoya Mazesoba”とすべきとのコメントも散見された。(翻訳・編集/北田)
日本語と英語でブランドを変えているのがニクいですね pic.twitter.com/0H5OtG3EFB— ことラボ りょ (@KotoLaboRyo) October 29, 2023
日本語と英語でブランドを変えているのがニクいですね pic.twitter.com/0H5OtG3EFB
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