韓国・済州島の投資移民制度を利用する中国人が再び増加=韓国ネット「心配」「日本もやってないのに」

Record Korea    2023年11月2日(木) 7時0分

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1日、韓国・毎日経済は「コロナ規制の解除に伴い、中国人が10億ウォンを持って済州島に集まってきている」「居住ビザと永住権が付与される『投資移民制度』を利用するためだ」などと伝えた。写真は済州島。

2023年11月1日、韓国・毎日経済は「コロナ規制の解除に伴い、中国人が10億ウォン(約1億1100万円)を持って済州島に集まってきている」「居住ビザと永住権が付与される『投資移民制度』を利用するためだ」と伝えた。

記事によると、今年1~8月に「済州地域観光・休養施設投資移民制度」を利用して54人が居住ビザ(F‐2)を取得した。投資額は182億9500万ウォン(約20億1100万円)に達し、20~22年の3年分の投資額(49人・80億7000万ウォン)を上回った。

同制度は、観光団地および観光地内の休養滞在施設に10億ウォン以上を投資すれば居住資格(F‐2)、5年間投資を継続すれば永住権(F‐5)が付与されるというもの。10年に済州島で初めて導入され、江原道、全羅南道、仁川、釜山に拡大した。

済州島の場合、22年までの投資実績が1915件、投資資金は1兆2616億ウォン(約1387億円)に達する。投資者のうち居住ビザの発給を受けた外国人は5366人、永住権を獲得した外国人は1697人だという。

投資が最も活発だった13年には、1年で558軒の休養滞在施設が売却された。一方、コロナ禍の20~22年の3年間の投資実績は14軒にとどまったという。

済州島関係者は「投資者の97%以上が中国人」と明かし、「コロナ規制の緩和により国境門が開かれ、最近は中国人の団体海外旅行も再開されたため、関連の問い合わせが増えている」と説明した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「これは投資誘致ではなく、国を売る行為では?」「済州島を中国人に売っているの?」「韓国の若者が済州島を去り、代わりに中国人が来ている。本当に心配だ」「韓国は開発途上国、後進国ではない。10億ウォンで永住権を与えるなんて本当に呆れる。こんなくだらない制度は一日も早くなくすべきだ」「ここはカナダか?日本もやっていないのに、なぜわざわざこんな狭い土地に中国人を誘致するの?」「たった10億ウォン?最低でも100億ウォンはもらわないと」など反対の声が多数上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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