北京市初の「無人農場」応用シーンモデル拠点セレモニー並びに野菜「無人農場」白首大根応用現場見学イベントが10月28日、昌平区陽坊鎮金太陽農場で行われた。科技日報が伝えた。

2022年、昌平区科学技術委員会、昌平区陽坊鎮、北京市農林科学院の3つのチームは協力し、スマート農業およびデジタル農業科学技術成果の実用化の新たな道を積極的に模索するため、北京市初の生産型野菜「無人農場」を共同建設した。同農場の現在の総面積は2．7ヘクタール以上で、「農機・農業技術・スマート」の深い融合を通じ、整地、畦引き、定植、水・肥料、植物保護、収穫などの全フローの無人化作業を実現し、デジタル化自主管理を85％以上実現し、人件費を8万2000元（約164万円）余り削減した。

昌平区科学技術委員会の劉瑞冬（リウ・ルイドン）副主任は、「これは主に現在の農作業の非標準化などの問題を解決し、スマート化・デジタル化農業のソリューションを提供するためだ。無人農機のサポートがあれば、6．7ヘクタールほどの耕地の管理は2、3人で十分だ」と述べた。

北京市農林科学院情報技術研究センターの呉華瑞（ウー・ホアルイ）研究員は、「野菜全過程無人化プラットフォームの全体的な作業軌跡の精度はセンチメートル級に抑えられ、全体の人件費も大幅に低下する。同時にプラットフォームをめぐり、さまざまな機種と機具に合うソリューションを構築でき、体積と空間を減らせるだけでなく、農機の製造費もさらに下げられる」と述べた。（提供/人民網日本語版・編集/YF）