路線バスが救急車に早変わり、3分で幼児を病院に―中国

Record China    2023年11月3日(金) 22時30分

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1日、中国のSNSで、路線バスに乗車していた幼児が40度の高熱を出し、運転手がとっさの判断で乗客を乗せたまま病院に直行したことが紹介され注目を集めた。

2023年11月1日、中国のSNS微博(ウェイボー)で、路線バスに乗車していた幼児が40度の高熱を出し、運転手がとっさの判断で乗客を乗せたまま病院に直行したことが紹介され注目を集めた。

微博アカウントの光芒視頻は1日、安徽省阜陽市で10月31日、路線バスに乗車していた幼児が突然40度の高熱を出して意識を失う緊急事態が発生したと紹介。一刻を争う状況と判断した運転手は車内の乗客に説明するとともに安全確保に努めた上で所定の停留所を全て通過、さらには赤信号の交差点にも進入して走行を続け、わずか3分ほどで最寄りの病院に到着して幼児を病院に送り届けたと伝え、当時の様子を撮影した動画を公開した。

同アカウントによると、速やかに病院に運ばれたことで幼児は危険な状況を脱し、治療を受けているという。

この出来事について、中国のネットユーザーは「このバイタリティーに満ちた運転手を称賛しなければ」「文句一つ言わず乗っていた他のお客さんも素晴らしい」「冷静かつ善良な素晴らしい運転手」「どうか信号無視の罰金を免除してあげて」などの称賛コメントを続々と残している。

一方で「素晴らしいけれど、一番いいのは降りて親が自分でタクシーを拾うことだと思う」「実際のところ、危ないよね。運転手は警察に連絡していたのだろうか。もし交通事故でも起こしていたら大変だったはず。熱が出たらやっぱりタクシーか救急車を呼ぶべきだよ」という意見も見られた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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